ダブルヘアギャラリーのブログ

前回、炭酸スパについて書きますと言ったのですが
最近、お客様から「サロンと市販のシャンプーの違いって？」
という質問が多かったので、今回はこれについて書きたいと思います。

サロンと市販のシャンプーの違い・・・。
それは、洗浄成分（界面活性剤）が違うという事が１番の違いです。

まずは、市販のシャンプーから説明させていただきます。
市販のシャンプーの洗浄成分は主に「高級アルコール系」の分類が
多く使われています。
大半の市販のシャンプーは、コストを抑えるために安い洗浄成分を使っています。
ラウリル硫酸
ラウレス硫酸
ポリオキシラウリルエーテル硫酸
パレスー3硫酸Ｎa
ｅｔｃ
これらの成分は、皆様のご家庭で使用されている
歯磨き粉
洗濯洗剤
台所用洗剤
などにも使われています。

次にサロンのシャンプーですが
サロンのシャンプーの洗浄成分は主に「アミノ酸」が多く使われています。

人の体は、約60～70％が水、その他20％がアミノ酸（タンパク質）でできています。
髪の毛はタンパク質で出来ていますので＝タンパク質はアミノ酸からできているので
アミノ酸が減ると髪が傷むということになります。

サロンシャンプーは「アミノ酸」を使う事により
髪に潤いやツヤを与え、肌にもとてもやさしいのです。
アミノ酸系洗浄成分
ココイル～
コカミド～
〇〇グルタミン酸
グリシン
タウリン
アウニン　etc

ここにサロンのシャンプーが高いという理由があります。
それは上記の「アミノ酸系」洗浄成分のコストが高いのです
（市販洗浄成分の２倍くらいするようです・・・）

ここまで書いたものが、サロンと市販のシャンプーの違いです。
もちろん私は美容師なので、お客様の髪の事を考えれば、サロンシャンプーをおすすめしたいという気持ちはありますが、やはり値段が高いので、無理にサロンシャンプーに代える必要はありません。

次にシャンプーをご購入の際に、ちょっとだけでも裏の成分表を見て
少しでも髪に良い成分が入っているものを選んでいただければ
きっと髪も良くなると思います。